メッセージ

私の決意

皆さま、こんにちは。
私はこれまで40年以上にわたり、看護師として、また福祉・地域支援の現場で医療と介護に携わってまいりました。現場で日々寄り添ってきた一人ひとりの暮らし、その声と向き合いながら、ずっと問い続けてきたことがあります。
――人は年を重ねても、どうすれば自分らしく、住み慣れたまちで安心して暮らし続けられるのか。

今、室蘭市の高齢化率は38%を超え、子どもの数が減り、高齢者のみの世帯やひとり暮らしの方が増え続けています。この現実を見つめ、私たちはこれからのまちの姿を真剣に考え直さなくてはなりません。

私は、地域の中での支え合いや助け合いの仕組みをもう一度見直し、従来の制度の枠にとらわれない、柔軟で実効性のある支援体制を構築していく必要があると考えています。

安定した医療・介護を持続的に受けられる環境づくり。
子どもを安心して産み育てられる子育て支援の強化。
若者や女性が将来に希望を持ち、自分の力を発揮できるまちづくり。

こうした施策を通じて、「高齢者がいきいきと暮らし、若者や女性が元気に活躍できる室蘭」を実現してまいります。

どうか、市民の皆さまの温かいご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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