政策

人生100年時代を迎え、高齢者が自分らしく、安心して日々を送れる環境づくりがますます重要になっています。年齢を重ねても、住み慣れた地域で人とのつながりを保ちながら、健康でいきいきと暮らすことは、多くの市民にとっての願いです。地域の支え合いの仕組みや交通、買い物支援、医療・介護の充実など、誰もが「ここで暮らしてよかった」と感じられるまちづくりを進めます。

• 医療・介護の充実を図り、健康寿命を延伸します。
• 地域のつながりを保ち、みんなで支え合う仕組みづくりを進めます。
• 買い物や通院などに必要な地域交通を守ります。

すべての子どもが健やかに成長できる環境を整えることは、社会全体の未来への投資です。経済的な不安や家庭の事情によって、子どもの可能性が制限されることがあってはなりません。安心して子育てできる制度や支援、教育の機会を地域全体でしっかりと支えることで、子どもたちの笑顔と未来を守ります。子育てにやさしいまちは、誰にとっても住みやすいまちです。

• 経済的に困窮する世帯への就学支援、子ども食堂への支援の強化を図ります。
• 子育て・教育に関する予算を増やし、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを進めます。

女性が家庭でも職場でも、その能力を存分に発揮できる社会の実現は、多様性を尊重する持続可能な地域づくりに不可欠です。出産・育児、介護など、ライフステージに応じた支援や選択肢が用意されていれば、女性はもっと自由に働き、生きることができます。性別にとらわれず、誰もが働きやすく暮らしやすい社会を実現するため、制度や意識の改革を進めていきます。

• 女性管理職の登用、出産後の職場復帰、ひとり親家庭への支援など、女性活躍を促すための施策を推進します。
• 女性も男性も働きやすい環境づくりに向けた働き方改革を推進します。

進学や就職を機に都市部へ流出する若者が多い中、地元に魅力を感じて戻ってきたい、住み続けたいと思えるまちづくりが求められています。ものづくりや観光など地域産業の振興、移住・定住の支援、テレワークなどの新しい働き方の推進によって、地域に新たな活力をもたらします。若者の挑戦を応援し、未来の担い手が育つ環境を整えることが、地域の持続可能性を支えます。

• ものづくりをはじめとする産業振興により、元気な地域経済をつくります。
• 観光振興、テレワーク・移住の促進により交流人口の増加を図ります。
• 若者が地元で進学・就職するための環境整備を推進します。

いつ起こるかわからない災害や感染症、そして予測できない社会不安から、市民の命と暮らしを守ることは、自治体の最も重要な責任の一つです。日常の医療体制の強化に加え、地震・津波・風水害など自然災害への備え、避難所やインフラの整備、新興感染症に対する体制づくりなど、多方面からの安全網を築いていきます。どんなときでも安心して暮らせる室蘭を目指します。

• 高い水準の医療を効率的に受けられるよう環境整備に努めます。
• 新型コロナウイルス等の感染症対策を強化します。
• 地震・津波・豪雨などの自然災害、ミサイルなどの脅威に備えた防災設備・避難所の整備を進めます。